人は生きていると
様々な問題に直面します。
例えば、病気になったり、お金が無くなったり、
ストレスがたまったりするわけです。
そして、問題を抱えると、
誰もがその問題から逃れようするのですが、
その方法としては、大きく２パターンに分かれます。
１つは、問題を素早く解決する、
ただし表面的に解決する対症療法です。
例えば、痛みがあったら痛み止めを飲んで痛みを無くし、
お金が無くなったら借金をしてお金を増やし、
ストレスが溜まったら酒を飲んでストレスを無くします。
対症療法のメリットとしては
素早く簡単に解決することなのですが、
デメリットとしては、
あくまで表面的なので、再び問題になる確率が高くなります。
もう１つは、問題解決に少し時間がかかるけれども
再発する可能性が少なくなる原因療法です。
例えば、痛みがあったら手術などで痛みの原因を取り除き、
お金が無くなったら仕事をしてお金を増やし、
ストレスが溜まったらストレスの原因を調べて原因から解決します。
原因療法のメリットとしては
しっかり治って再発しなくなることなのですが、
デメリットとしては面倒であったり時間がかかったりします。
この２つのどちらがいいのかについては
意見が分かれるところなのですが、
僕個人としては、原因療法をオススメします。
なぜかというと、長い人生を考えると
問題を抱える頻度を圧倒的に減らすことが出来るからです。
解決する時に多少手間や時間がかかるかもしれませんが
総合的に見ると、つらい思いをする時間を減らすことが出来るからです。
そのため、基本的には
何事も原因療法を目指すことをオススメします。
ただ、明日死ぬかもしれないから
今を楽しみたいと思うのであれば
それはそれで、僕はかまわないと思います。
もし本当に明日死んでしまったら
対症療法のほうが良かったということになるからです。
一番問題なのは、両方のメリットデメリットを知らずに
対症療法を選んでしまうことです。
多くの人は対症療法が好きですし、
それを勧めることで儲けている企業も多いので
注意したほうがいいです。
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