似たような質問を、何度もしてくる人がいます。
例えば、お母さんが
「パソコンの操作方法を教えて、、」と
何度も質問したり
恋人が
「職場の○○さんが怒りっぽくて、、、」と
何度も質問したりすることは、よくあることだと思います。
ここで、質問に答える人は何度も答えます。
「あーすればいい。」「こう考えればいい。」と。
しかし、問題は解決しません。
しばらくするとまた同じようなことを質問されます。
そして質問に答える人は
「一度答えたのに、何でわからないの?」と、頭を悩ませます。
何度も答えるのが面倒になって
いらだってくることもあると思います。
なぜ、質問に答えても答えても
質問が減らないケースがあるのかというと、
それは、「質問する目的」が大きく2つあるからです。
そして、質問に答える人が
目的を勘違いしていると、いらだつことになるのです。
この質問する人の2つの目的とは、
ひとつが「コミュニケーションしたい」ということ、
もうひとつが「問題解決したい」ということです。
「問題解決したい」人からの質問は
問題解決すればそれで完了です。
しかし「コミュニケーションしたい」人からの質問は
問題解決しても完了しないのです。
むしろ、問題解決なんてどうてもよくて
コミュニケーションするために
適当に質問しているだけだったりします。
ですから、何か質問されたときには
相手はコミュニケーションが目的なのか
問題解決が目的なのかを見分けるようにした方がいいです。
この目的が見分けられるようになれば
相手のニーズにあった関係を築けるようになります。
なお実は私も前まで、
このことを知りませんでした。
そのため「なんで何度も説明しているのにわからないの?」と
相手をバカかと思うこともありました。
しかし、コミュニケーション目的の質問も多い事を学んだ結果、
「バカは自分だった!」とわかりました。
今思うと、恥ずかしい限りです。
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