ゆとり世代について
「これは違うんじゃないか？」と思ったことがあったので
ゆとり世代の価値観について、自分なりに調べてみました。
まず、あらためてインターネットで、
ゆとり世代について検索してみたのですが、
ほとんどの記事が、ゆとり世代を馬鹿扱いしています。
そして、キーワードとしては
「根拠のない自信」「近道志向」「口達者」
「他力本願」「自分を好きになれない」「コミュニケーションが苦手」
「ストレス耐性が低い」「自分を知らない」「納得しないと動かない」
などなど、マイナスイメージのものが多いです。
しかし、僕がこれを見て思ったのは
駄目な大人は、ゆとり世代を馬鹿にしているけど
ゆとり世代は、駄目な大人を馬鹿にしているんじゃないかということです。
今の大人は、偉そうなことを言いつつ結果が伴っていない人が多いので
そんな相手に対して、真剣に接する気になれないのだと思います。
事実、僕が知る限りでは、
ゆとり世代の人の方が空気が読める人が極めて多く、
人や物に対する評価も本物志向の人が多いです。
例えば、空気が読めるという点では
その場が気まずくなるようなことは避けて
楽しくしようとする人が多いです。
事実、ゆとり世代の方と接すると、空気が読めない行動を避けて、
なるべく盛り上げようとする人だらけです。
ただ、そういう価値観を大切にするため
就職したときに、場の空気を読めない上司のことを
「仕事も出来ないし、空気も読めない馬鹿」だと思って
こんな会社で働く気がおきないとなるのだと思われます。
また、本物志向という点では、
必要以上に高いブランド品を無理して買わなかったり
肩書きや収入で恋人を選ぶ人が少なかったりします。
すごく冷静に考えると
安くていいものなんて今の時代にはいっぱいありますし
現在肩書きや収入がある人より、
ルックスがよくてトークが面白い人の方が
一緒にいて楽しいし将来的に生き抜く力もあるので、
そっちが選ばれるのです。
ただ、本物志向であるがゆえに、実力勝負になってしまって、
自分を大きく見せようとして
苦しむ人も増えているのだと思われます。
そのため、ゆとり世代のことを考えるときには
ただ「彼らは馬鹿だから。」で片付けるのではなく
「彼らには彼らの価値観と事情がある。」ことを
意識したほうがいいと思った次第です。
ビジネスでもプライベートでも
意識するかしないかで結果は変わってくると思いますので
ぜひちょっとだけでも意識してみることをお勧めします。
ちなみに僕は、ゆとり世代を馬鹿だと思っていませんし
むしろ自分で考えられる賢い人が多いと思っています。
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